『里山資本主義』雑感

だいぶ遅ればせながら『里山資本主義』を読んだ。

限界集落の故郷を持ち、そこに何かしら関わって生きて行きたいものとしては、とても興味深かった。

そこには社会のあり方を問う視線があり、少子高齢化&過疎化を迎える日本のこれからに様々な可能性を示してくれていた。

でもなーーー。

読んでいて何とも言えない気持ち悪さを感じるのは何故だろう。その正体を捕まえようとしながら読み進めたが、それはきっと書き方なんだろうな。

里山万歳的な。
里山讃歌的な。

本の趣旨とずれるけど、もう少しフラットに書いてくれたらいいのにな。いい話ばかりではなくて。

と、田舎を出たくて出たくて仕方がなかった子ども時代を送った僕は思うのでした。

 

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